【アルトリア・グループの銘柄分析】世界最強のキャッシュフローを誇るタバコ企業 米国株を財務データで分析(MO、Altria)

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    JUGEMテーマ:株・投資

     

    退職金ぶちこみ太郎です。

    今回はアルトリアグループの米国株分析を行います。アルトリアグループは全米No.1のタバコ企業です。

     

    ちなみに私は証券会社に話を聞きに行くのが趣味なんですが(笑)大和証券の担当者にお話を聞くと「アルトリアグループ?知りませんねぇ?データもありません。」って言われました。野村証券も同様でしたw

     

    米国株ブロガーの間ではメジャーなので、当然知っていると思い込んでました。アルトリアグループって日本では知名度が低いんですね。

     

     

     

    アルトリアの売上は100%が米国内となっています。アルトリアグループとフィリップモリスと元々は同じ会社でした。各国で行われる訴訟、タバコ規制や増税などの影響を避けるために国際部門であるフィリップモリスを分社化したのです。


    フィリップモリスと同じくマールボロやラークなどの有名ブランドを所有しています。また、アルトリアグループは日本で大ヒットした加熱式タバコを米国でも普及させようとしています。また、ワインなどの食品も扱っています。日本たばこ産業と同じく幅広くビジネスを広げています。

     

    フィリップモリスから引用

     

    マールボロのブランド力は抜群です。規制が厳しいことから、新規参入するライバル企業がおらず、タバコはブランド力に強く左右されます。今後もマールボロの知名度は不変なのは間違いないです。

     

     

     

     

     

    アルトリアグループへの投資が成功するかの鍵は今後、米国の喫煙者がどのように行動するかです。今後もタバコ規制、タバコ増税などを国家や州が行うと思われます。

     

    過去の事象を確認してみますと、喫煙者は1995年の22.7%から2016年の17%へ減少しています。この流れは今後も変わらず、喫煙者は減り続けると思います。

     

    (ガベージニュースから引用)

     

     

    更に近年のリスク要因としてはFDA(米国食品医薬品局)がニコチン含有量の引き下げ義務付けを検討しているため、成り行き次第では株価の波乱要因となるかもしれません。

     

    しかし、喫煙者はタバコ以外に代替用品がないので、ニコチンが減らされても、今後もタバコは売れ続けるでしょう。むしろ、株価の下落時が株式投資のチャンスとなります。

     

     

     

     

     

    喫煙者が減少するタバコ企業ですが、アルトリアは今後もキャッシュを稼ぎ続けると思います。企業はタバコ増税に便乗してタバコの価格を値上げする訳ですが、喫煙者は今後も買い続けるからです。何故なら、合法的にストレスを解消するのにタバコ以外に代替用品がないからです。

     

    例えるなら、覚せい剤や危険ハーブを使用する人が無くないのと同じです。私は覚せい剤を使用したいと思ったことすらありませんが、逮捕されるリスクを冒してでも、実際に使用する層が居るのです。

     

    仮にタバコが一箱、2000円や3000円になっても全く問題ありません。何故なら、買う人が必ずいるからです。

     

    アルトリアグループは安定したキャッシュを稼いでいるために配当金を安定して得たい投資家にオオスメしたい優良企業です。

     

     

     

     

     

    アルトリアグループは積極的に企業買収を繰り返し、またリスク分散のためにスピンオフも行っています。そのため、業績にムラがあるように見えますが、主産業である米国内のタバコ事業は安定しています。

     

    タバコは依存性が高いために簡単にはタバコを辞めることができません。米国は人口が増え続けるので、今後も安定して利益を出し続けると思われます。

     

     

     

     

    全ての企業を調べた訳ではありませんが、アルトリアグループのキャッシュフローは世界最高のキャッシュフローだと思われます。

     

    営業キャッシュフローと、フリーキャッシュフローがほぼ同一です。これは設備投資など一切、必要がなく、稼いだ金額がそのままフリーキャッシュフローとなります。あとはこの資金を株主へ還元するのも良し、企業買収するのも自由です。このような企業への投資は、投資家にとって大きな利益となるでしょう。

     

    営業キャッシュフローマージンも20%以上であり、マールボロなどのブランド力で高い利益率なのでしょう。タバコの規制にも関わらず、稼ぎまくってますね。

     

     

     

     

     

    株主への還元も意欲的です。2016年を除くと、ほぼ100%株主へ還元してきました。アルトリアのフリーキャッシュフローなら今後も安定して配当金を支払うことができるでしょう。

     

     

     

    (2018年2月現在)

    PER           8.82   

    配当利回り 4.11%

     

    アナリスト予想(2018年)

    EPS予想         4.01   

     

    アナリスト予想(2019年)

    EPS予想         4.35    

     

    アルトリアグループはフィリップモリスのように発展途上国に積極的に投資を行い、成長することはできません。しかし、企業の成長と株主の利益は別物です。

     

    アルトリアは米国内に留まることで、無駄な設備投資をせずに、利益を株主へ還元し続けてきました。このような企業への投資は長期投資家にとって大きなリターンとなります。

     

    アルトリアグループは何度もタバコ規制や増税などの困難を乗り越えて来た歴史があります。今後も私はアルトリアグループは利益を生み出し続けると確信しています。



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